最近のメモ書き

最近はほとんどブログを更新していなかったのだが、せっかくアメリカに来て1年と3ヶ月ほどたったので、記憶をまとめるためにもいろいろなメモ書きをしていこうかと思う。と思ったら、一応去年の年始にもなにかを書いており、全く記憶がないので怖い。

全く記憶がないので、カレンダーを見ながら思い出して行こうと思う。去年の年末は日本に帰ってダラダラしていた模様。そして、年始から現在所属しているラボで活動し始めた。生命科学系の分野では、いわゆるラボローテという制度があり、この3ヶ月だか6ヶ月だかの期間の間に、複数のラボに一時的に所属して研究を行う形で、PIと学生の双方のマッチングを行う。ここは色々な変数が絡むのだが、端的に言えばPIに気に入られなければ放流され、別のラボを探さなければならない。幸い、私は気に入られたようで、そのまま所属することになった。運命の分かれ道、ギリ耐えである。結構人気のラボだったので、競合となる学生が結構いたが、なんとかブチ抜いて所属できた。特に研究は、分子生物学的な実験をやったので、大変だった。やったことないので。まあでもこれもギリ耐えである。正直なところ、このラボで出来うる研究と、他のラボでの将来に違いがありすぎて、ここでマッチングが叶わなければプログラムを途中でやめるという選択肢もあったのだった。

無事にラボに正式に所属できたこともあり、本腰を入れて験を始めていく。これが2025年4月のことであったのだが、というのも束の間にPhDの1年目の終わりに受けなければいけない進級試験が5月にあった。prelimirary examという。これは、ウチのプログラムでは試験当日の2週間前にメールで論文が1つ渡され、2週間後にその内容をプレゼンし、質疑応答に答えるといった内容のものであった。プレゼン内容や質疑応答の内容が評価されて、8点中6点を取れば合格といったものだった。さすがにプレゼンテーションはある程度日本の学部と修士で練習していたので満点を取ることができたが、質疑応答がかなり怪しく、なんとギリギリ6点での合格という形になってしまった。反省である。しかし合格は合格、なんとか耐えた。なぜこのようなことになってしまったのかというと、端的に英語での質疑応答の練習および経験不足だと思われる。また、自分でも分かっていたことだが、いわゆる試験という、Judgeされる時間が子供の頃から非常に嫌いだったというのも一つあるのかもしれない。例えば、小中高の頃にテストを受ける時、先生が通りがかって自分の回答をガン見されるというのがしばしばあった。なぜかわからないがこれを自分は非常に嫌っており、先生が通りがかった時だけ名前を書き直すとか、そういうことをやっていたのを思い出した。要するに測るために測るみたいなことがあまり好きでないようだ。それはともかく、これに受からなければまた来年度ももう一度受ける必要があり、それに落ちてしまえばいわゆるマスターアウト、つまりPhDプログラムから追い出されてしまうところだったので、危ないところである。

そして研究に励んでいるのだが、これが思いのほか順調にいっている。現在ラボに正式に所属して9, 10ヶ月目といったところだが、1つ目の論文のデータをほぼ取り終わり、出版も間近というところまできた。いい流れである。自分が現在何をやっているのかというと、いわゆるAIを作るためのデータセット作りである。どんなAIかというと、任意のタンパク質、特に抗体をデザインするAIである。現在非常にホットなトピックであり、大きなお金も動いている。なぜこの分野が盛況かというと、やはり時代にマッチしており、実際の製薬にもダイレクトに繋がるため、お金も動かしやすいからであると思われる。我々の研究室はその中でも立ち位置が少し特殊で、かなりwet-labによった研究をしている。我々のコア技術は酵母細胞を用いた抗体のライブラリ(いろいろな抗体)作成であり、なんと酵母を育て続けるだけで色々なパターンの抗体を数万、数百万といった規模で作ることができる。つまり、AIに有用なデータセットをどんどん作り続けることができるということである。そして、もともとの自分の関心は、AI Scientist、実験の自動化、最終的には自分を廃業に追い込むような技術の開発であったので、非常にやりたいこととマッチしていて、毎日ニコニコで過ごしている。つまるところいまの研究室は、まさに時代にマッチした研究をしているということになるのだろう。

南カリフォルニアの環境も、この毎日ニコニコ生活に大きく貢献してくれている。天気は良いし、寒くないし、雨が降らないし、ゴルフの打ちっぱなしは近所にあるし、日本食にも困らない。素晴らしい環境である。やはり天気は大事であった。特にゴルフにはかなりハマり、(というより暇でやることがないのでゴルフをやりはじめた)打ちっぱなしのサブスクに入って週に数回練習をしている。練習のかいもあり、直近ではラウンドを90–110程度で回れるようになった。ゴルフをやり始めて1年もまだたっていないので、だいぶ順調なのではないか。また、こちらに来て現地の日本人の友人もできて、一緒にゴルフを回ったり、ビールを飲んだりしている。

正直、南カリフォルニア、特にIrvine周辺は外国ではない、日本/アジアである。アジア系スーパーが至る所にある。韓国系のHMartが2軒、日系のTokyo Central, Mitsuwaもそれぞれ2軒ずつ、もちろん中華系スーパーもある。ラーメン屋も複数存在し、日本人による経営である。味も日本でのクオリティと変わらない。居酒屋もあれば、刺身も寿司も楽しめる、もちろんそれなりの値段はするが。なので、日本が恋しくなるということはほぼないと言える。

全く困らない日本食
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綺麗なビーチ
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またそういえば、8月ごろに車も手に入れた。これを手に入れてからゴルフを本格的に練習できるようになった。また、こちらに来た友達を案内することもできるようになった。車は中古で日本人のコミュニティ繋がりからおおよそ$3,000で手に入れたScionというトヨタの昔の北米モデルである。全然問題なく走ってくれる。日本と比較してどうなのかは良くわからないが、こちらのPhDプログラムは同期という概念がある(cohort)。自分の所属するプログラムは同期が20人ほどおり、割とみんな仲良く過ごしている。少なくとも全員顔馴染みではあり、その中の数人とは普段から遊んだり旅行をしたりしている。いい感じである。

海釣りもいった
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よくわからないが捌けるようになった
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最寄りの打ちっぱなし
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あとスポーツ観戦も結構した。MLBは4回見て、ドジャーススタジアムは2回、エンゼルススタジアムも2回である。全部ドジャースのゲームなので、オータニさんは4回見た。また、レイカーズも1回見た。Rui Hachimuraも1回見れたし、レブロン神も拝むことができた。まだホッケーとアメフトは未履修である。1回くらい見にいくか。
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トラウトニキ
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ルイさん
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後、また別で書いた方がいい気がするテキサスマウンテンバイク旅行
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Joshua Treeというところも行った
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ゴルフのラウンドもたまに回ります
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なお、今後の予定としては、実は大きなイベントがあるのだがここにはまだ書けないため、それが公表できる段階になったらまたメモ書きでも書こうかと思います。

Created at 2026-01-12 06:19:52